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今までMS-186のネタを沢山書きましたが、大人用キックスケーターの第2段として次にご紹介するのは、キックンゴー/エクセルレーターです。

kickn1.JPGkickn2.JPG






ちなみにコレ(↑)ですが、この写真を見てピンと来た人はだいたいの年齢が判りますね(笑)。そうです!ローラースルーGOGOの復刻版です!!

ローラースルーGOGOは今から30数年前、あの自動車メーカーのHONDAが開発した乗り物です。ローラースルーGOGOの特徴的なところは、ステップの後ろにあるキックバーを蹴ると進む点で、地面に足をつけずに乗り続けることが出来ます。私の時代は全ての子供達がこのローラースルーGOGOに憧れていて、ハンドルの横にあるビニールのフサフサをなびかせながら走るのを夢見たものです。この想い、判りますかね~(笑)


そして現代、名前をキックンゴーに変えて復刻したローラースルーGOGOを見つけた私は、子供の頃の憧れそのままに購入することにしました。

それにしても、ローラースルーGOGOは今の時代にこそマッチした乗り物だと思っているので、これを復刻させた方々は本当にエライです!私もこんな風に時代を彩る商品を世の中に生み出したいものですなぁ。。

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ここまでMS-186のここが良いとか、ここがちょっと・・とか書いてきたのですが、百聞は一見にしかず、ということで動画をアップしてみました。

私はもうこの乗り物に慣れてしまっていて、スピードを出すために結構な回数地面を蹴っているのですが(あとこの撮影で乗っただけなので元気だったこともあります。笑)、本当は、ほどほどのスピードでのんびり走る方が疲れないし、安全だし、ちょうど良い感じです。

それにしても最初の写真は真夏で、この動画は冬。時の経つのは早いものですねぇ。(汗)


さてさて、再びキックスケーター MS-186の話しに戻りますが、これだけ活用しているとやはり改善した方が良いと思われる点も出てきます。

まず第一に、ナイロンタイヤは路面の衝撃をほとんど吸収しないので、10分も乗ると手がしびれてくる点です。フレームの材質(本体はアルミ、ハンドル部分は鉄)や形状の問題により、衝撃がハンドルへダイレクトに伝わるので、かなりの負担となります。

これを改善するには、エア入りタイヤにするのがてっとり早くて効果的です。そこでいろいろと探した結果、台湾Pacific社製折り畳み自転車、CARRY MEのタイヤが取り付くことが判明、実際にタイヤを単品購入し取り付けてみると、、、まるで測ったようにぴったりと取り付きました!しかもハンドルへの衝撃は大幅に緩和され、乗り心地は格段に良くなりました!!

ただしエア入りタイヤにしたことで路面との抵抗が増え、1回のキックで進む距離が1割程度短くなったことから、とりあえずは前輪だけの交換としています。

第二の改善点はハンドルの高さです。今のMS-186のハンドルは私の身長(=165cm)では丁度良いのですが、私よりも背の高い人が乗ると少し低いみたいです。まぁ私は大人では背が低い方なので、そうなると大半の人が乗りづらくなるワケですから、大人用と言うのであれば、あと10cmは伸びるようにした方が良さそうです。

ちなみに、私はもう身長が伸びることもありませんでしょうから、この点については改善はしていません。

第三はやはりブレーキです。私は大分慣れたので問題はないのでしょうが、安全性を考えると自転車並みのブレーキは必要かな、、と考えます。でも今から取り付けるのは難しいですね。。

私はJD-RAZERの会社とは何ら関係がないのですが、あまりにも素晴らしい乗り物なのでMS-186をもう少し詳しく紹介したいと思います。

まず大きさですが、全長が約92cm、全高が約94cm(これはハンドルを最大に伸ばした時の地面からの距離です)、ステップの幅は一番広いところで12cm、足を乗せられる部分が約41cmあります。

次に重さですが、これは約4.7kgです。この大きさで4.7kgというのは非常に軽くて、階段などもひょいと持ち運ぶことが出来ます。

それからタイヤですが、これは良く見かけるキックボードを同じプラスチック製のタイヤで、フロントが8インチ(直径約20cm)、リアが6インチ(直径約15cm)となっています。ベアリングはそれなりに良いものを使っている様で、かなり軽く回転します。マニアックなデータとして、手で思い切り回転させたらどの位回っているか、時間を計ってみたら次のようになりました。

・MS-186/フロント 24秒、リア 28秒
・子供用/フロント 8秒、リア 10秒(前後共4インチ前後)

タイヤが大きいと当然遠心力も大きくなるので長い間回転が続くのですが、MS-186の場合はこの大きなタイヤが走破性の良さに直結している感じです。ちなみに極小タイヤの折り畳み自転車を作っているメーカーさんとお話しをした時に、日本の道路事情(舗装状態や車道から歩道への乗り上げなど)を考えると、6インチでは小さ過ぎて、8インチがベストということだったのですが、MS-186では確かにあまり路面状態を気にせずに走ることが出来ます。これはそれだけ気楽に乗れるということなので、非常に大きなポイントですね。
トイザらスで購入したJD-RAZER MS-186は、名前だけ見ると新しいモビルスーツの様ですが(笑)、いたって普通のキックスケーターです。
ちなみにコレですね。↓

MS-186.jpg





この写真はハンドル部分が下がっていますが、実際に乗る場合には、ハンドルを全て引き出して乗ることになります。比較的小さな大人(私のことですが、、身長 165cmです)が乗るとこんな感じになります。

1e31e9cc.jpeg






さっそく乗ってみると、、、ギャハハーすっげー良く走ります!想像を超える走りに笑いが止まりません!!いやほんとに!!!
綺麗に舗装してある道はとても滑らかに、家の前の舗装してあるけど結構凸凹している道ももちろん颯爽と走り抜けます。

いや~こりゃ本当に素晴らしい乗り物を見つけました(笑)。どれぐらい素晴らしいものか調べてみたら、なんと一蹴りで20m近く(※)進みます。これは50mをたった三蹴りで進めることになるワケで本当に凄いことですよね!

※これは舗装してあるけど結構凸凹している道で、私の歩幅で計った記録です。メジャーを使って計ったら多分もっと進んでいると思われます。
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プロフィール
HN:
マンブル
性別:
男性
自己紹介:
本業は技術系契約社員。

B型男の特徴そのままに「自分が本当に欲しいモノは自分にしか作れない!」と突然大きな声を出し、2005年頃より活動開始。

年男でもある2009年、世界同時不況のゴタゴタにビビリながらも個人事業「FIRST-PENGUIN」を設立。

いつかペンギンのように大海原を泳ぎ回りたいと妄想する中年男です。でも進み具合は陸の上を歩くペンギン並みなんですよね。トホホ。。

1973年生。神奈川県在住。
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